【公式】PLEIADES福岡SUNS|アメリカンフットボール|Xleague

アメリカンフットボール X1SUPERに所属するotonari福岡SUNS(サンズ)の公式ホームページです。九州初のXリーグ参入チーム。

【引退発表】コージ・トクダ選手 現役引退のお知らせ

いつもotonari福岡SUNSに温かいご支援とご声援をいただき、誠にありがとうございます。
この度、背番号9番DL(ディフェンスライン)の コージ・トクダ選手が現役を引退することとなりました。2020年に競技復帰し、様々な面でチームの躍進に大きく貢献をしてくれました。2023年5月14日に福岡県春日公園球技場にて行われる予定のotonari福岡SUNSの試合会場にて「コージ・トクダ選手引退イベント」の実施を予定しております。詳細は改めて発表させていただきます。

【コージ・トクダ選手 コメント】

昨シーズンをもちまして所属チームであるotonari福岡サンズを退団し、アメリカンフットボール選手としての活動を引退致します。応援して頂いた皆様本当にありがとうございました。
アメフトの認知度を上げたいという想いで3年間活動して参りましたが、コロナ禍と共になかなか思うように試合が出来ない事もありました。
そんな中、試行錯誤をしながらグングン成長をしていくチームを間近で見る事が出来たのは僕の誇りです。改めて福岡サンズに入団して良かったと思います。
正直どれだけアメフト界に貢献出来たのかは分かりませんが、出来るだけの事はやり切ったという想いです。
少しでも「そういえばあんな選手がいたなぁ」と思ってもらえれば嬉しいです。
試合を観に来て頂いた皆様、少しでもアメフトに興味を持ってくれた皆様、サポートして頂いたスポンサーの皆様本当にありがとうございました。

2023年3月1日 コージ・トクダ

【PROFILE】
コージ・トクダ

1987年12月20日生まれ、大阪府出身。
大阪学芸高校でアメフトを始め、スポーツ推薦で法政大学へ。
4年間で3度の甲子園ボウル出場を果たし、4回生の時は主将を務めた。
ポジションはディフェンスの最前線で体を張るDL(ディフェンスライン)。
大学卒業とともにアメリカンフットボールを引退し、2016年には、お笑いコンビ「ブリリアン」を相方ダイキとともに結成。お笑いユニット「ブルゾンちえみ with B」のメンバーとして「35億」のフレーズで大ブレイク。様々なテレビ番組に出演した。2020年3月にブルゾンちえみ with B、ブリリアンを解散、同年4月にアメリカンフットボール選手に電撃復帰。イコールワン福岡SUNS(2021)のメンバーとしてX1SUPER昇格に貢献。2022年はotonari福岡SUNSのメンバーとして自身初のX1SUPERに挑戦を果たした。

【福岡SUNSでの活躍】
 コージ・トクダ選手は法政大学時代に学生日本一も経験し、大学4年生の時には主将として甲子園ボウルのフィールドに立った名選手。卒業後、多くのチームからの誘いがあったが、一度アメフトから離れ、様々なことに挑戦をしていた。お笑い芸人となり、2017年からブルゾンちえみwithBのメンバーとして大ブレイク。2020年のグループ解散後、コンビとして活動していたブリリアンも解散し、「アメフトに恩返しをしたい」という強い思いで、2020年4月に10年ぶりのアメリカンフットボール選手として現役復帰を果たした。

福岡SUNS加入記者発表

 復帰直後にコロナウイルスが蔓延し、出場予定であった試合は中止に。初年度のシーズンは10試合から2試合に試合数が大幅に減り、出鼻をくじかれるような形となった。しかし、たった2試合でも絶対に結果を残すと意気込んで、日々タレント業の傍らトレーニングに励み、体重は20kg増量。ようやく試合が行われることとなった、復帰初戦のアズワンブラックイーグルス戦では、コージのプレーするDL(ディフェンスライン)で一番のプレーである「QBサック」を決める。コージのプレーに会場は沸き、その映像は様々なメディアでも取り扱われた。試合後は大勢のファンに向かって、涙ながらに感謝の想いを語った。その姿は多くの人に感動を与え、これから何かに挑戦する人たちの背中を押した。

QBサックを決めポーズをとるコージ・トクダ選手

 復帰二年目のシーズンとなる2021年シーズンは、「X1SUPER昇格」という高い目標を掲げての活動となった。コージのポジションには多くの新人選手が加入し、一時は新加入の島野にレギュラーを奪われ、悔しい想いをした。しかし、ひたむきに努力をし続けシーズン途中でレギュラーを奪い取り大活躍。結果としてリーグ戦全試合に出場し、チームの勝利に貢献した。2021年11月21日に博多の森陸上競技場で行われた電通キャタピラーズとの試合は目標である「X1SUPER昇格」のかかった大一番。この試合にもスターティングメンバーとして出場し、この試合を55−7で勝利。見事宣言通りの「X1SUPER昇格」を果たした。試合後の挨拶では「今年で引退しようと思っていたが、もう一年このチームで戦います」と現役続行宣言をし、国内トップリーグであるX1SUPERへの意気込みを見せた。

試合後現役続行宣言をするコージ・トクダ選手

 復帰三年目の2022年シーズンは念願のX1SUPERでの初のシーズンとなる。8月に行われた記者発表では、「まさかX1SUPERで戦うことになるとは復帰する時は思ってもいなかった」と語り、不安な一面も見せたが、「せっかくやるなら自分がどこまでできるのかを本気で試したい。そのために日々ハードなトレーニングを積んでます」と熱い想いを語った。昨シーズンは増量しパワーで戦ったが、今シーズンはスピードで勝負するためにハードトレーニングに励み開幕に向け準備していった。X1SUPERのリーグ戦では国内最高峰の強敵相手になかなかチームとしても結果が出ない中でも、ひたむきに相手選手を追いかけ続けチームを鼓舞し続けた。最終戦となるPentaOceanパイレーツ戦でも要所でタックルを決め、チームのX1SUPER残留に大きく貢献した。

相手選手に対峙するコージ・トクダ選手

また、アメリカンフットボール選手として様々なテレビ番組に出演をし、スポーツの普及にも大きく貢献を致しました。特にはじめの2年間、密着していただいた「有吉ゼミ」の放送後は大きな反響を呼びました。チームの本拠地である福岡でも「アサデス」「競馬BEAT」などの番組に出演。チームの顔として3年間大きな役割を果たしてくれました。

About Post Author