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アメリカンフットボール X1SUPERに所属するotonari福岡SUNS(サンズ)の公式ホームページです。九州初のXリーグ参入チーム。

元コカ・コーラレッドスパークス「筬島直人」選手加入!(元ラグビートップリーガー)

コカ・コーラレッドスパークス活動終了からの転身!楕円級から楕円級へ!

元ラグビートップリーガー「筬島直人」選手が新加入

~練習体験を経て正式加入!7月17.18日の練習にも参加予定~

2021年7月19日10時00分より記者発表を実施

 一般社団法人福岡SUNSの運営する社会人アメリカンフットボールチーム「イコールワン福岡SUNS」に元ラグビートップリーガー(コカ・コーラレッドスパークス)の「筬島直人」選手が加入することが決定いたしました。背番号はコカ・コーラレッドスパークス時代につけていたこともある「4」をつける。ポジションはディフェンスの最前線で身体をぶつけ合う「DL(ディフェンスライン)」に挑戦、タレントのコージ・トクダ選手と同じポジション。2021年7月19日(午前10時00分開始予定)に西新パレスホール(福岡市早良区西新2-10-1)にて新加入記者発表を執り行います。筬島直人選手は7月17.18日の練習にも参加予定。(17日14:00より九州大学伊都キャンパス総合グラウンド、18日13:30より西南学院大学田尻グリーンフィールド)にも参加。

コカ・コーラレッドスパークス時代の筬島直人選手(写真:本人提供)

【プロフィール】
名前:筬島 直人(おさじま なおと)
生年月日:1991年5月23日(30歳)
身長:187㎝ 体重:104㎏
出身地:熊本県
ラグビー経歴:熊本西高校→帝京大学→コカ・コーラレッドスパークス(2014-2021)
【経歴】
熊本西高校では、2年生時には全国高校県予選優勝し、全国大会(花園)に出場。
3年生時は主将を務めるも、県予選準決勝で敗れる。
帝京大学に進学し、在籍した2010年から2013年の間、全国大学選手権を4連覇。帝京黄金時代を支えた。同期は、サントリーサンゴリアスで主将を務め、日本代表の中村亮土選手。1学年下の後輩には流大選手(サントリーサンゴリアス)と正に黄金時代を共に築いた。
卒業後、2014年4月1日にコカ・コーラレッドスパークスに入団。ロック(LO)、フランカー(FL)として活躍した。2021年4月30日に同チームが活動終了となり現役を引退。

ラグビー時代はロック、フランカーを主にプレー(写真:本人提供)

【入団の経緯】
弊チームはこれまでも、他競技から転向するアスリートの受け入れを積極的に行っております。2019シーズンはラクロスから皇甫悠貴選手(2019引退)、大相撲から古閑宗市選手(2019-現在)の2選手、2021シーズンはサッカーから上原翔太選手がアメリカンフットボールに挑戦をしております。また2021年7月5日には元プロ野球選手の田村丈選手が加入いたしました。
 コカ・コーラ様とは福岡SUNS支援自販機の設置事業を共に行うビジネスパートナーとして創部時よりお付き合いをさせて頂いております。弊チームご担当者がラグビー選手であったこともあり、以前より情報交換をさせて頂いておりました。吉野が4月30日にチームの活動停止のニュースを拝見し、選手たちのアスリートとしてのセカンドキャリアの手助けを出来ないかと、次の所属先が決まっていない選手や、活動停止を受けて引退をする選手にアプローチをしておりました。偶然にも、弊チームのご担当者様が6月21日に変更になり、次の担当者としてご紹介を受けたのが筬島直人選手でした。本業の商談の傍ら、代表吉野が、筬島選手のアスリートとしての可能性、そしてアメリカンフットボールというスポーツのすばらしさをお伝えし、7月4日の福岡SUNSの練習に体験参加し、翌週入団を決意。ポジション、背番号(4番)が確定いたしましたので、この度の発表とさせて頂いております。

7月4日に初めてヘルメットを被る筬島選手(福岡SUNS撮影)

【筬島直人選手よりコメント】
アメリカンフットボールプレイヤーに。
私はコカ・コーラレッドスパークスというラグビーチームに所属していました。
55年の歴史がありトップリーグにも在籍し、
素晴らしい環境や地域の方々に愛される最高のチームでした。
そんな中2021年4月末、緊急ミーティングがあるとの連絡を受け、
私を含め全部員は急遽クラブハウスに集合しました。
カンパニースポーツを取り持つ部署の代表者が開口一番に私たちにこう告げました。
「本日をもってレッドスパークスは活動を終了します。」
何が起きたかわからず、その言葉の意味も腹落ちしないままあっという間にミーティングは終了してしまいました。企業スポーツとして厳しい現実を目の当たりにし自分たちではどうしようもないとわかってはいるけれど諦めきれず、ロッカーへ戻り悔しさともどかしさで涙を流したチームメイトの姿を私は一生忘れません。
その後チームメイトは会社のサポートを受けながら次の道を模索し、他のチームでどうにかラグビーが出来ないかを必死で探したり、急遽人生の大きな分岐点に立たされ、無我夢中で活動していました。私自身は廃部の通達後考えた結果、会社に残りお世話になった会社に恩返しをしようと、ラグビーキャリアを終えて社業に専念すると決断していました。

(写真:本人提供)

そんな中とある商談があり、アメリカンフットボールチームの福岡SUNS 吉野至代表とお会いしました。
仕事の話そっちのけでアメフトの面白さや魅力を、気づけば2時間程お聞きしました。
不思議なことに全く苦痛に感じなかったのを覚えています。
最後にぜひ練習にきてください!と言われその日は終了しました。
すると三日後に突然練習日程が送られてきました。
びっくりしました。
結局私自身も体を動かしたいという思いもあり結局その週の練習に参加することとなりました。
その時初めて福岡SUNSのチームメンバーとお会いしましたが、みんな本当にアメフトを愛しているという事が伝わってきました。
防具やヘルメットを着け練習に入り、腕に傷がついたり爪が内出血したり足も腰もパンパンになりました。首も回らないぐらい痛くなりました。
でもどこか懐かしさを感じながらとても楽しく、自分のどこか燻っていた気持ちが焚きつくのを感じました。

(7月4日の体験の際から実戦練習にも参加。写真:福岡SUNS撮影)

初めて練習に参加した4日後、気づけば私は入部を決意していました。
(やりたいことをやりなさい。そう背中を押してくれた妻には本当に感謝しています)
私がアメリカンフットボールをやろうと思った理由は3つあります。
1つ目は単純に面白いこと。
膨大で緻密な作戦や戦略を使って戦うこと。多様性もあり、激しいコンタクトもある。
そういうエキサイティングなスポーツに自分が立つ姿を想像するだけでとても心がワクワクします。2つ目はもう一回熱くなりたい。という事。
一度はスポーツというものを離れたがやはりまだどこか燻っていました。
もう一回熱くなれる。そういう魅力がアメリカンフットボールにはありました。
3つ目は挑戦したいという事。
今年で30歳になる。新しく始めるには早くないかもしれない。
しかしどの競技にもチームで最高齢になろうが言い訳せず最前線で活躍し続ける選手は沢山います。
私がいたラグビーチームにもいました。そのような方々に私は影響を受けてきました。
常に挑戦し続ける、そんな男ってめちゃくちゃかっこいいと思います。
そんな男に私はなりたいです。
今から未経験のスポーツに飛び込むことが厳しいのはわかっています。
ただ何も刺激がないまま人生をルーティンワークのように過ごすことだけはしたくありません。
私はやるからにはトップを目指して必死に努力をしていきます。
人生の中で新しいことを始めるときは少なからず不安や心配事があると思います。
けれど人生は一度きり。
勇気をもって一歩踏み出したら全く違うものが見えてくるかもしれない。
やりたいことをやってみて将来を想像してワクワク出来る、こんな素敵な事ってないと思います。
何か迷っていることや踏み出せない人、そんな人たちの背中を少し押して上げれる。
アメリカンフットボールを通じてそんな存在になれる選手になれればと思っています。

代表吉野と岩熊コーチの個別指導を受ける(写真:福岡SUNS撮影)

【チーム代表吉野至よりコメント】
日頃より弊チームの活動にご理解、ご支援を賜り誠にありがとうございます。
この度、元ラグビートップリーガー(コカ・コーラレッドスパークス)で、帝京大学時代に日本一を4度経験した筬島直人選手がチームに加入することとなりました。日頃より他競技のアスリート選手の勧誘を行っておりますが、筬島選手加入のきっかけは偶然に偶然が重なった運命のようなものでした。もともとビジネスパートナーとしてコカ・コーラ様とは支援自販機の営業活動を共にさせて頂いており、レッドスパークスに所属する一部の選手とは面識がございました。今回チームの活動停止のニュースを受け、大きく心が痛んだのと同時に、これが原因でアスリートとしての生涯に終止符を打ってしまう選手を一人でも救うことが出来ればという想いが芽生えました。当時のご担当者の方も現役引退を決め、会社での業務に専念をすると言われておりました。彼も175㎝110㎏と素晴らしい体格をしており、スポーツを辞めるのはもったいない。是非アメリカンフットボールにチャレンジしてほしいと、約1カ月間ラブコールを送っておりました。しかし彼からはやはりこれで一区切りをつけると連絡があり、落胆しておりました。そんな中、彼から社内人事の都合で担当が変わるとの連絡があり、引継ぎの商談でお会いしたのが筬島選手でした。彼もこれを機に現役引退し、アスリートとしての人生に終止符を打つと言っておりました。
 その商談は圧巻で、目の前に175㎝110㎏と187㎝104㎏の大男が並んでいます。私は、はじめに「まだあきらめてません」と宣言し、二人に「アメリカンフットボール挑戦しませんか?」と約1時間かけてアメリカンフットボールの魅力、そして彼らの可能性を説きました。商談中にもかかわらず、ユニホームを着せたり、ヘルメットをかぶせたりもしました。

6月21日の商談にて(右側:筬島直人選手)(写真:福岡SUNS撮影)

 商談の後、個別で連絡を取っている中で、筬島選手から、一度練習を見てみたいとの連絡があり、7月4日の練習に参加していただきました。本人は見学だけのつもりだったようですが、コカ・コーラでラグビーをしていた選手が見ているだけで楽しめるわけがないと、用具を貸し出し、初日からすべての練習に参加していただきました。練習後彼から出た言葉は「めちゃくちゃ楽しかった」そして「目の前の選手(田中鴻一郎選手)に負けて悔しかった」という二言でした。その言葉を聞いた瞬間に、必ずチームに必要な人材だと感じましたし、必ず彼はアメフトをやることになると確信いたしました。

7月4日の練習体験時の筬島選手。OLの田中選手と対峙(写真:福岡SUNS撮影)

翌週に彼から連絡があり、「ラグビーやめて燻っていた時期があったが、アメフトでまた熱くなりたい。入団させてほしい」と話があり、握手を交わしました。
 アスリートとしての能力・フィジカルはもちろんのこと、熱い思い、人間性も素晴らしく、すでにチームにもフィットしてくれています。DLには富士通フロンティアーズで日本一を経験した岩熊コーチも所属しており、シーズンにはハイレベルな選手になってくれていると確信しております。
 また、今回の彼の挑戦をきっかけにたくさんの元ラグビー選手や、その他のスポーツ選手がアメリンフットボールだけでなく、新しいスポーツに挑戦をしてほしいと思っております。もちろん弊チームとしても、今後も様々なアスリートの挑戦を応援していきたいと思っております。是非挑戦したいアスリートからのご連絡をお待ちしております。

左から、田村丈選手、吉野代表、筬島直人選手(写真:福岡SUNS撮影)

【株式会社イコールワンホールディングス代表取締役社長安田錦之助氏よりコメント】

事業を通して人の人生に新しい可能性を拓いていくことに挑戦している株式会社イコールワンホールディングスにとって、先日の田村丈選手に引き続き、筬島直人選手の異世界に対する勇気ある挑戦を心から応援しております。ラグビーとアメリカンフットボール、似て非なるこの2つのスポーツ。以外にも今までトップ選手のラグビーからアメリカンフットボールへの転向はあまり聞いたことがありません。コカ・コーラレッドスパークスという、これまで九州のスポーツ界を支えてきた大きな存在が活動を終えました。彼らの想いも引き継いでこれから活動をしていきたいと思います。ラグビーファンの皆様応援よろしくお願い致します。

2021年6月7日に行われたメインスポンサー就任発表会での安田錦之助氏

【新加入選手発表会】
コロナ禍、またオリンピック前とお忙しい中とは存じますが、下記にて新加入選手発表会を執り行います。是非ご取材頂き、イコールワン福岡SUNSを、そして福岡、日本のスポーツ界を盛り上げて頂けると大変うれしく思います。よろしくお願い致します。

場所:西新パレスホール(福岡市早良区西新2-10-1

時間:1000分~1045分(930分開場)

概要:元ラグビートップリーガー「筬島直人」新加入記者発表

【参加予定者】

株式会社イコールワンホールディングス 代表取締役社長 安田 錦之助

一般社団法人福岡SUNS 代表理事 吉野 至

イコールワン福岡SUNS 選手 筬島 直人

以上

【お問合せ先】

一般社団法人福岡SUNS 事務局 info@fukuoka-suns.com 092-600-4838

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